テーマ 「描こう,エンタテインメントの地図を」

 EC2016は,「描こう,エンタテインメントの地図を」というテーマを掲げ,大阪にて開催いたします.

 ECシンポジウムは今年で14回目となります.これまでのシンポジウムで発表されてきた数多くの研究はバラエティに富み,その「ごった煮」感はECの魅力の一つではありますが,エンタテインメントコンピューティングという研究分野の全貌は依然として曖昧模糊としています.それぞれの研究の立ち位置を確認し,近傍にある他の研究との関係性を明らかにすることでエンタテイメント世界の「地図」を描いていくことが,エンタテインメントを体系付けて「学」へ昇華するという大目標に対する一つのアプローチではないかと考え,今大会のテーマといたしました.

 2016年のシンポジウムは,二つの会場にわたって開催されます.

 初日の会場である,グランフロント大阪 ナレッジキャピタル イベントラボでは,エンタテインメント技術分野における著名な国際会議ACE(International Conference Advances in Computer Entertainment Technology)と共同で,デモ展示を一般公開いたします.大阪中心部の一大文化発信拠点であるナレッジキャピタルでの公開は,研究者の考える新しいエンタテインメントが果たして人々に受け入れられるのか,世に問う絶好の機会となります.

 二日目と三日目は相愛大学 本町キャンパスで開催されます.口頭発表を中心に据えたプログラムを構成いたします.エンタテインメントを生み出し支えるためのコンピューティング技術の披露,エンタテインメントの意義や評価に関するメタな議論などが,初日のデモの余韻の中で,熱く展開されることでしょう.

 発表者であれ,あるいは参加者であれ,皆様一人一人がエンタテインメント世界の探検者として未知の版図を探索し実りある収穫をお持ち帰りいただけるよう,準備してまいります.ぜひ11月の大阪にご参集ください.

エンタテインメントコンピューティング 2016
実行委員長:井村 誠孝 プログラム委員長:坂本 大介